ASDの転職(就職)に必要な視点

こんにちは、ASD母です。

今回のテーマは

『ASDの転職(就職)に必要な視点』

です。

前の記事でもいくつか
書きましたが、発達障害者は
自己分析や他人から自分が
どう見られているかの
客観視が苦手だったりします。

どうしても自らの願望や
想いを重視してしまうのですね。

例えば、

「今は〇〇が流行っているから
 これをやろう」

「食いっぱぐれのない資格は
 これだから取得しよう」

という風に。

それで現実の壁にぶち当たり、
さらに自己肯定感を低くしたり、
チャレンジすることが怖くなるのですね……

そうならないためにも、
重要な3つの
視点があります。

①自らのスキルや経験・趣味嗜好

②ライバル

③会社が求める人物像

この3つを抑えるだけでも、
自分の目指しているものが
実現可能かどうか冷静に
判断出来るようになります。

まず、①ですが、
例えば私は若い頃

「営業が出来るようになりたい」

と思っていました。

というのも、大学サークルの
OBやOGで営業職をしている人が
すごく人当たりが良くて
優しくて洗練されている
ように思えたからです。

某コーヒーサービスの会社に
就職しましたが、ノルマや
顧客対応のストレスで
喘息が悪化し、退職せざるを
得ませんでした。

人が苦手で口下手な自分を
度外視し、他人の夢を
追いかけた結果でした。

それでも、対人コミュニ
ケーションを少しでも克服
したい思いは止むことなく、

「ASD母さん、営業は無理だよ。
 事務職にしたら」

「ASD母さんって喋り方が棒読み
(真似される)」

「向いてないから諦めなさい」

周囲からさんざん笑われ
バカにされながらも、
スルーして己の道を貫きました。

営業は体の負担が重いと感じたら、
今度はコールセンターへ転職し、
そこで話す練習をしてから販売職へ
転職し、通算約20年間経験することに
なりました。

超苦手分野で不器用ですので、
回り道しましたが、長い年月を
かけることで日常困らない
程度にはなりました。

苦手分野を少しでもマシにしようと
思えば、かなりの意志とエネルギー、
時間を要することになります。

また、あくまで『マシになる』
程度であり、どんなに努力しても
天性のように得意になることは
無いんですね……

ですので、まず最初に自身の
得意・不得意を棚卸することが
必要不可欠だったりします。

分らない場合は、両親や友達、
事業所の方に聞くなどして、
自分目線だけでなく他人目線を
ドッキングさせた方が

より正確に客観視できるようになります……

次に②ライバルについてですが、
転職(就職)活動にも、私たちと
同じくその会社を志望する人たちが
いるわけですね。

ここで必要なマインドセットは

「私(俺)より出来る
 ライバルはたくさんいる」

ということです。

例えば、あなたが志す分野が
未経験の場合、既に経験豊富な
競合者がたくせんいるんですね。

「やってみないと分からない」
「好きなことだから出来るだろう」

ということはあるかもしれません。

しかし、もしあなたが40~50代なら
20~30人たちにはかなわないでしょう。
彼らには若さに体力や新しいことを
吸収しようとする伸びしろに
富んでいますから。

ただ若くてエネルギッシュ
だから良いだけでもありません。

最初のやる気を持続させる
根気や忍耐も要るわけですね。

では、好きなことなら出来るのか
というと、そうとも限りません。

実は「料理が好きだから」という
理由で一時期食品開発会社に就職
したことがありました。

周囲との協調や機知、正確な
事務作業などありとあらゆる
苦手なことが付きまとい、
後味悪い終わり方をしました。

『好きなこと』には必ず
『嫌いなこと』もセットになり、
それを受け入れる準備も
必要となるかもしれません……

最後の③会社が求める人物像
ですが、必ず就職セミナーには
積極的に参加して人事の生の声を
聞くことです。

例えば、前のブログでも
かつてプログラミングを勉強
していたことを書きましたが。

その時、セミナーの
某人事の方に

「40代後半でプログラミング
 未経験ですか?うちは優秀な
 ミドルよりも吸収力のある
 20~30代を希望します」

とハッキリ言われたんですね。

それで目が覚めて
方向転換し、今の
会社に就職することが
出来たわけです。

セミナーに参加することで、
今自分が頑張って取り組んでいる
ことが理に適うのかどうかの
判断が出来ます。

(残酷な現実に心折れそうな時も
 ありますけどね……)

繰り返しますが、
あなたの転職(就職)活動を
成功させるために必要な視点は

①自らのスキルや経験・趣味嗜好

②ライバル

③会社が求める人物像

この3点です。

これは就職活動だけでなく、
起業やフリーランスを志す
上でも使えますので……

夢を実現させるには、
受身ではなく、自ら掴み取ろうと
する能動的な姿勢が必要
だったりします。

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